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しゅんがいと

シュンガイト

Shungite

  • 主な色
  • 色の印象黒・金属光沢

ロシアでのみ知られる古い炭素質の黒い石で、「守り」や「浄化」の象徴として親しまれてきた石です。

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QUICK GUIDE

シュンガイトの早わかり

どんな石?
ロシアでのみ知られる古い炭素質の黒い石で、「守り」や「浄化」の象徴として親しまれてきた石です。
素材区分
シュンガイト
主な色
硬さの目安
3.5〜4
主な産地
ロシア(カレリア・シュンガ村)
取扱いの要点
手に黒が付くことがあります。気になる場合は磨かれたものを選んでください。
岩石・鉱物集合体としての情報

岩石・鉱物集合体としての情報

岩石・鉱物集合体

ページ名・流通名 シュンガイト
岩石名・構成名 シュンガイト
英名 Shungite
分類 炭素質岩(非晶質炭素を主とする)
系統 岩石
主な構成 主に炭素(C)+ケイ酸塩 C
構造・結晶系 非晶質
硬さの目安 3.5〜4 3.5 4
比重 1.9〜2.1
光沢 半金属光沢〜鈍い光沢
主な産地 ロシア(カレリア・シュンガ村) ロシア

※複数の鉱物からなるため、組成・硬さ・比重は構成成分や標本によって変わります。

特徴・意味

特徴・意味

炭素を多く含む、黒くつややかな石。ロシアの一地域でしか採れない、たいへん古い時代に生まれた石です。20億年以上前の地層から見つかることで知られ、地球最古級の炭素質鉱物として研究対象にもなっています。

名前の由来・歴史・文化

名前の由来・歴史・文化

シュンガイトは、ロシア北西部・カレリア地方のシュンガ村にちなんで名づけられた、炭素を主成分とする黒い石です。およそ20億年前に生まれたと考えられ、ごく一部の地域でしか採れません。炭素でできた特殊な構造(フラーレンなど)を含むことで知られ、古くから水の浄化に用いられてきました。18世紀のロシア皇帝ピョートル大帝は、シュンガイトを含む鉱泉を利用した保養地を整えたと伝えられます。黒くつややかな見た目から、守りの石としても親しまれています。 20世紀後半以降、含まれる炭素の特殊な構造が科学的な関心を集め、水質改善や電磁波関連の用途を謳う商品も見られるようになりましたが、効果を保証する確立した研究結果があるわけではなく、あくまで一つの説として受け止めるのが賢明です。 ロシアのカレリア地方では、この石が採れる地域一帯が自然保護区に指定され、産出量が厳しく管理されています。

シュンガイトに含まれる炭素は、地球最古の光合成生物の痕跡である可能性が指摘されており、もしそうであれば、まだ酸素の少なかった時代の生命活動を今に伝える、地球史における貴重な証拠のひとつということになります。

込められてきた願い

込められてきた願い

守り、心身の浄化、地に足をつけることの象徴とされてきました。気持ちを整えたいとき、落ち着いて過ごしたいときに寄り添う石として親しまれています。 身の回りを整えたい人への、守りの贈りものとして選ばれます。

日常での楽しみ方

日常での楽しみ方

黒くつややかな質感を楽しんだり、守りのお守りとして身近に置いたり。深い黒は、装いを引き締めます。磨かれたものは、シンプルなアクセサリーとしても親しまれています。 研磨した丸玉のブレスレットや、置き石として親しまれています。

選び方と購入前の確認点

選び方と購入前の確認点

つやのある「エリートシュンガイト(銀黒色で光沢が強い)」と、つやのない一般のものがあります。 用途や好みで選びましょう。 価格は、状態・サイズ・見た目の品質・処理の有無・由来資料・加工品質・販売条件によって変わります。購入時は価格だけで品質を判断せず、商品説明、処理開示、寸法・重量、返品条件を確認してください。

一般的に行われる処理

一般的に行われる処理

シュンガイトは研磨、ワックス・樹脂コーティング、含浸が行われることがあります。粉末を樹脂で固めた成形品や、別の黒色岩石・石炭質素材も類似します。

名称区分・鑑別名・類似素材

名称区分・鑑別名・類似素材

シュンガイトはロシア・カレリアで知られる炭素を含む岩石名で、単一鉱物ではありません。炭素量によるエリート等の区分は流通用語に幅があり、外観だけで産地・炭素量を確定できません。

名称・鑑別の補足:「シュンガイト」は岩石名または流通名で、単一鉱物種とは限りません。標本により構成鉱物が変わります。

洗浄・光・熱・薬品・加工時の注意

洗浄・光・熱・薬品・加工時の注意

材質により差がありますが概して柔らかく、傷、欠け、黒い粉の付着が起きます。水に長く浸けず、酸・洗剤、熱、超音波を避け、飲用水へ入れません。

具体的な取扱い:超音波・スチームは原則不可です。薬品・アルコール・アセトン・漂白剤・研磨剤、長時間の直射日光、高温、急な温度差を避けます。処理不明品は柔らかい乾いた布を基本にします。

品質5項目と鑑別書の確認点

品質5項目と鑑別書の確認点

緻密さ、艶、亀裂・崩れ・粉落ち、コーティング、重量感を見ます。産地や炭素含有率を重視する場合は成分分析と来歴を確認し、電磁波遮蔽や健康効果を品質証明と混同しません。

品質確認の順序:①色と模様の自然さ、②透明度または素材本来の組織、③内包物・構成成分・亀裂・修復、④カット・研磨・接着、⑤天然/人工の区分と染色・含浸・充填・コーティング・再構成の開示を確認します。複合素材は標本ごとに成分が変わるため、固定した化学式や硬度だけで評価しません。

お手入れ方法

お手入れ方法

やわらかめなので、ぶつけないよう注意して保管します。

取扱い・安全上の注意

取扱い・安全上の注意

手に黒が付くことがあります。気になる場合は磨かれたものを選んでください。

シュンガイトのよくある質問

シュンガイトのよくある質問

電磁波を完全に防げますか?

製品形状・厚さ・周波数を含む測定なしに、身に着ける小石の効果を断定できません。

水に入れて飲めますか?

溶出成分や衛生を管理できないため、宝飾・標本用の石を飲用水へ入れないでください。

エリートなら必ず高品質ですか?

統一規格ではない流通区分です。成分値、産地、加工状態を個別に確認します。

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この石の写真

シュンガイト(加工した石) 加工した石
写真: Maatpublishing / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)
シュンガイト(原石) 原石
写真: James St. John / Wikimedia Commons (Creative Commons Attribution 2.0)

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