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でゅもるちぇらいと

デュモルチェライト

Dumortierite

  • 主な色
  • 色の印象濃い青・藍色

深い青色の石で、冷静さや集中の象徴として親しまれてきた石です。

最終更新日:

QUICK GUIDE

デュモルチェライトの早わかり

どんな石?
深い青色の石で、冷静さや集中の象徴として親しまれてきた石です。
素材・系統
デュモルチェ石(デュモルチェライト)/ケイ酸塩鉱物
主な色
モース硬度
7〜8.5
主な産地
ブラジル、マダガスカル、アメリカ、ナミビア
取扱いの要点
繊維状の構造を持つ鉱物です。強い衝撃は避けてください。
鉱物としての情報

鉱物としての情報

単一鉱物・鉱物種

ページ名・流通名 デュモルチェライト
鉱物種・変種名 デュモルチェ石(デュモルチェライト)
別名・商業名 デュモルチェ石
英名 Dumortierite
分類 珪酸塩鉱物(デュモルチェ石) ケイ酸塩鉱物
系統 ケイ酸塩鉱物
化学組成 Al₇(BO₃)(SiO₄)₃O₃ Al Al7(BO3)(SiO4)3O3 B O Si
結晶系 直方晶系(斜方晶系) 斜方晶系
モース硬度 7〜8.5 7 7.5 8 8.5
比重 3.21〜3.41
光沢 ガラス光沢〜鈍い光沢
主な産地 ブラジル、マダガスカル、アメリカ、ナミビア ブラジル マダガスカル アメリカ ナミビア

※鉱物データは一般的な代表値です。産地や個体により異なる場合があります。

別名・流通名

別名・流通名

デュモルチェ石

特徴・意味

特徴・意味

深く濃い青を持つ石。多くは水晶の中に含まれ、青い水晶(ブルークォーツ)として親しまれます。単体の結晶は繊維状で、宝飾業界では古くから絵の具の顔料としても利用されてきた歴史があります。

名前の由来・歴史・文化

名前の由来・歴史・文化

デュモルチェライトは、19世紀にフランスの古生物学者ウジェーヌ・デュモルチエにちなんで名づけられた石です。それ自体は針状・繊維状の青い鉱物で、しばしば水晶の中に密に取り込まれ、全体が深い青に染まった「ブルークォーツ」として流通します。濃い藍色のような落ち着いた青が特徴で、近年その色合いが好まれ、ビーズやアクセサリーとして親しまれるようになりました。地味ながら奥行きのある青が魅力です。 顔料としても使われる歴史を持ち、フランスでは19世紀に絵画用の青色顔料として利用されたことも知られています。水晶に取り込まれた「ブルークォーツ」として流通するものは、比較的手ごろな価格で楽しめる石です。 発見者ウジェーヌ・デュモルチエは、恐竜の化石研究でも知られるフランスの古生物学者で、鉱物学の分野でも功績を残しました。

耐熱性に優れることから、高温に耐える工業用のセラミックスや耐火材料の原料としても利用されており、装飾用の宝石としてだけでなく、産業分野でも役立てられている鉱物です。

込められてきた願い

込められてきた願い

冷静さ、忍耐、誠実な心の象徴とされてきました。落ち着いて物事に取り組みたいとき、地道に続けたいときに寄り添う石として親しまれています。 資格の勉強や仕事に集中したいとき、デスクに置く人もいます。 冷静さを保ちたい受験生や、資格試験に挑む人への贈りものです。

日常での楽しみ方

日常での楽しみ方

深く濃い青の落ち着いた色合いを楽しめます。藍色のような知的な青は、装いを上品に引き締めます。繊維状の構造が生む、ビロードのような質感も魅力です。 水晶に含まれたブルークォーツとして、丸玉のブレスレットやビーズに加工されます。

選び方と購入前の確認点

選び方と購入前の確認点

青の濃さと均一さで選びます。 価格は、状態・サイズ・見た目の品質・処理の有無・由来資料・加工品質・販売条件によって変わります。購入時は価格だけで品質を判断せず、商品説明、処理開示、寸法・重量、返品条件を確認してください。

一般的に行われる処理

一般的に行われる処理

デュモルチェライトは通常無処理で、青色繊維を含むクォーツやクォーツァイトとして研磨されます。染色、樹脂含浸、亀裂充填、青色ガラス等の模造品があります。

名称区分・鑑別名・類似素材

名称区分・鑑別名・類似素材

デュモルチェライト単結晶は希少で、流通の多くはデュモルチェライトを含む石英質素材です。ソーダライト、ラピスラズリ、ブルーアベンチュリン、染色石が類似します。

名称・鑑別の補足:鉱物種名・宝石変種名・商業名は同じとは限りません。このページの鉱物学上の表示は「デュモルチェ石(デュモルチェライト)」で、鑑別書では鉱物種、変種、天然/合成の別、検出された処理を確認します。

洗浄・光・熱・薬品・加工時の注意

洗浄・光・熱・薬品・加工時の注意

鉱物自体は硬度7〜8.5ですが、集合体は母体、粒境界、亀裂により耐久性が変わります。強い衝撃、急熱、処理不明品への超音波を避けます。

具体的な取扱い:超音波・スチームは、亀裂・含浸・充填・コーティング・接着がなく、その石種で安全と確認できる場合だけ使用します。不明なら使いません。薬品、急熱、長時間の直射日光を避け、ぬるい石鹸水が安全と確認できる場合だけ短時間洗浄します。

品質5項目と鑑別書の確認点

品質5項目と鑑別書の確認点

鮮明な青、繊維・雲状模様、母体の透明感、緻密さ、艶、亀裂と樹脂を見ます。鑑別書ではデュモルチェライト単体か含有クォーツ/岩石か、処理を確認します。

品質確認の順序:①色、②透明度、③内包物と表面到達亀裂、④カット・研磨、⑤加熱・照射・染色・含浸・充填・コーティング等の処理開示を分けて確認します。高額品は販売名だけでなく、鑑別書の鉱物種・変種・天然/合成・処理コメントを照合します。

お手入れ方法

お手入れ方法

繊維状の結晶が集まった深い青色の石です。かつては顔料の原料としても使われました。

取扱い・安全上の注意

取扱い・安全上の注意

繊維状の構造を持つ鉱物です。強い衝撃は避けてください。

デュモルチェライトのよくある質問

デュモルチェライトのよくある質問

青い部分すべてがデュモルチェライトですか?

多くは石英中のデュモルチェライト内包物で、素材全体が単結晶とは限りません。

ソーダライトとの違いは?

別鉱物です。模様、硬度、屈折・ラマン等で区別します。

硬度は水晶より高いですか?

鉱物自体は高硬度でも、集合体の耐久性は母体と亀裂を含めて判断します。

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この石の写真

デュモルチェライト(加工した石) 加工した石
写真: まちゃと
デュモルチェライト(原石) 原石
写真: James St. John / Wikimedia Commons (Creative Commons Attribution 2.0)

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