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ブルーカルセドニー

Blue Chalcedony

  • 主な色水色
  • 色の印象淡い水色・乳青

やわらかな乳青色が上品な石で、古来「人との結びつき」の象徴とされてきた石です。

最終更新日:

QUICK GUIDE

ブルーカルセドニーの早わかり

どんな石?
やわらかな乳青色が上品な石で、古来「人との結びつき」の象徴とされてきた石です。
素材・系統
玉髄(カルセドニー)/カルセドニー(玉髄)
主な色
水色
モース硬度
6.5〜7
主な産地
ブラジル、インド、トルコ、ナミビア
取扱いの要点
染色されたものもあります。長時間の日光は避けてください。
鉱物としての情報

鉱物としての情報

単一鉱物・鉱物種

ページ名・流通名 ブルーカルセドニー
鉱物種・変種名 玉髄(カルセドニー)
別名・商業名 カルセドニー
英名 Blue Chalcedony
分類 石英グループ(玉髄) 石英グループ
系統 カルセドニー(玉髄)
化学組成 SiO₂ O Si SiO2
結晶系 三方晶系(潜晶質) 三方晶系
モース硬度 6.5〜7 6.5 7
比重 2.58〜2.64
光沢 ろう光沢〜ガラス光沢
主な産地 ブラジル、インド、トルコ、ナミビア ブラジル インド トルコ ナミビア

※鉱物データは一般的な代表値です。産地や個体により異なる場合があります。

別名・流通名

別名・流通名

カルセドニー

特徴・意味

特徴・意味

やわらかな乳青色をたたえる、半透明の玉髄(カルセドニー)。穏やかでやさしい色合いが魅力です。メノウやジャスパーも同じ玉髄の仲間で、微細な結晶が集まってできた独特の質感を持ちます。

名前の由来・歴史・文化

名前の由来・歴史・文化

カルセドニーは、細かな石英が集まってできた半透明の石の総称で、その名は、古代の都市カルケドン(現在のトルコ・イスタンブール近郊)に由来するとされます。古代から印章やカメオ、装飾品に広く用いられ、加工しやすく上品な色合いから、世界各地で愛されてきました。中でも、やわらかな乳青色のブルーカルセドニーは、その穏やかな色合いから、人と人をつなぐ対話の石として親しまれ、贈りものにも選ばれています。 厳密には玉髄(カルセドニー)は、瑪瑙や縞模様のない半透明の石全般を指す広い呼び名でもあり、ジャスパーやアゲートも広義にはこのカルセドニーの仲間に含まれます。均一で落ち着いた色合いのものは、シンプルなアクセサリーとして幅広い装いに合わせやすい石です。 古代ローマの商人たちは、この石を彫った印章を交易の証明として用いたと伝えられます。

新約聖書の『ヨハネの黙示録』には、天上の都の土台を飾る12の宝石の一つとしてカルセドニーが挙げられており、キリスト教美術において聖なる石のひとつとして扱われてきました。

込められてきた願い

込められてきた願い

穏やかな対話、人とのつながり、心の落ち着きの象徴とされてきました。人と和やかに接したいとき、気持ちをやわらげたいときに寄り添う石として親しまれています。 人間関係を円滑にしたい人への、穏やかさを願う贈りものとして選ばれます。

日常での楽しみ方

日常での楽しみ方

やわらかな乳青色の半透明感を楽しめます。上品で穏やかな色は、装いをやさしい印象に整えます。曇りガラスのような質感も、この石らしい魅力です。 カボションのリングやペンダント、丸玉のブレスレットなど、幅広い形で親しまれています。

選び方と購入前の確認点

選び方と購入前の確認点

乳青色の色みと半透明感で選びます。 色が均一でなめらかなものが上質とされます。 色がやや濁ったものでも、乳白がかった質感は普段づかいのアクセサリーとして十分楽しめます。 価格は、状態・サイズ・見た目の品質・処理の有無・由来資料・加工品質・販売条件によって変わります。購入時は価格だけで品質を判断せず、商品説明、処理開示、寸法・重量、返品条件を確認してください。

一般的に行われる処理

一般的に行われる処理

ブルーカルセドニーには染色、含浸、加熱、表面コーティングがあります。均一で強い青色や穴・亀裂に色が集中する品は着色を確認します。

名称区分・鑑別名・類似素材

名称区分・鑑別名・類似素材

微細結晶質石英のカルセドニーで、ブルーレースアゲート、染色アゲート、ターコイズ、ブルーオパール、ガラスが類似します。流通名の範囲が広いため鉱物名と処理を確認します。

名称・鑑別の補足:鉱物種名・宝石変種名・商業名は同じとは限りません。このページの鉱物学上の表示は「玉髄(カルセドニー)」で、鑑別書では鉱物種、変種、天然/合成の別、検出された処理を確認します。

洗浄・光・熱・薬品・加工時の注意

洗浄・光・熱・薬品・加工時の注意

硬度6.5〜7、へき開なしで比較的丈夫ですが、薄い品や亀裂は衝撃で割れます。染色・含浸品は強光、熱、アルコール、溶剤、超音波を避けます。

具体的な取扱い:超音波・スチームは、亀裂・含浸・充填・コーティング・接着がなく、その石種で安全と確認できる場合だけ使用します。不明なら使いません。薬品、急熱、長時間の直射日光を避け、ぬるい石鹸水が安全と確認できる場合だけ短時間洗浄します。

品質5項目と鑑別書の確認点

品質5項目と鑑別書の確認点

自然な青色、半透明感、色の均一性、艶、縞や雲状模様、亀裂・染料だまりを見ます。鑑別書ではカルセドニー、着色・含浸等の処理を確認します。

品質確認の順序:①色、②透明度、③内包物と表面到達亀裂、④カット・研磨、⑤加熱・照射・染色・含浸・充填・コーティング等の処理開示を分けて確認します。高額品は販売名だけでなく、鑑別書の鉱物種・変種・天然/合成・処理コメントを照合します。

お手入れ方法

お手入れ方法

透明感のある淡い青が特徴で、染色されたものも流通しています。直射日光を避けてやわらかい布で拭きます。

取扱い・安全上の注意

取扱い・安全上の注意

染色されたものもあります。長時間の日光は避けてください。

ブルーカルセドニーのよくある質問

ブルーカルセドニーのよくある質問

青いカルセドニーはすべて天然色ですか?

いいえ。染色品があるため、天然素材かどうかと色処理を分けて確認します。

ブルーレースアゲートとの違いは?

ブルーレースはレース状の縞を持つアゲートの流通名で、無地に近いブルーカルセドニーとは外観が異なります。

日光で退色しますか?

天然色は比較的安定ですが、染料は強光や薬品で変化する場合があります。

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この石の写真

ブルーカルセドニー(加工した石) 加工した石
写真: rokuko
ブルーカルセドニー(原石) 原石
写真: James St. John / Wikimedia Commons (Creative Commons Attribution 2.0)

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