PRACTICAL GUIDE

割れやすい・欠けやすい天然石

傷付きにくさを示す硬度と、割れ・欠けへの抵抗を示す靱性は別の性質です。硬い石でもへき開が明瞭なら特定方向の衝撃で割れ、柔らかい石でも衝撃を吸収して割れにくい場合があります。

判断のポイント

  • 完全または明瞭なへき開がある
  • 層状、繊維状、粒状、空洞を含む
  • 表面へ達する亀裂、含浸・充填・接着がある
  • 急な温度差や乾燥で亀裂が進むことがある

該当する主な石

同じ石名でも、亀裂、処理、接着、セッティング、産地や標本状態により性質は変わります。個別ページの注意事項も確認してください。

用途を変える選択

指輪は衝撃を受けやすいため、繊細な石はペンダント、ピアス、ブローチで楽しむ方法があります。指輪にする場合は石の縁を守る覆輪留めなどを検討します。

保管方法

石同士が触れないよう個別の布袋や仕切りへ入れ、硬い石と柔らかい石を分けます。乾燥や高温に弱い素材は窓辺や車内を避けます。

よくある質問

傷がない石は割れにくいですか?
表面に傷がなくても、内部亀裂、へき開、内包物、急な温度変化によって割れることがあります。
落とした後に見た目が無事なら使い続けられますか?
拡大して亀裂、爪の緩み、接着部を確認します。高額品や指輪は専門店で点検してください。

参考資料