STONE COMPARISON
石を比較する
最大4種類を並べ、名前だけでは分かりにくい素材区分、硬度、処理、耐久性、お手入れの違いを確認できます。
| 比較項目 |
|
|---|---|
| 素材区分 | 鉱物 |
| 鉱物種・素材名 | トリプル石(トリプライト) |
| 分類 | リン酸塩鉱物 |
| 組成 | (Mn,Fe,Mg,Ca)₂(PO₄)(F,OH) |
| 構造・結晶系 | 単斜晶系 |
| モース硬度 | 5〜5.5 |
| 主な産地 | ブラジル、ナミビア、アメリカ |
| 一般的な処理 | トリプライトでは無処理品のほか、色や透明度を変える加熱・照射・染色、亀裂充填、含浸、表面コーティングが流通する場合があります。合成石は天然石とほぼ同じ化学組成・構造を持つ人工結晶、模造石は外観を似せた別素材、再構成品は粉末や小片を固めた素材です。実際に一般的な処理は石種ごとに異なるため、販売表示と鑑別書の処理欄を確認します。 |
| 耐久性・洗浄 | モース硬度は「5〜5.5」ですが、硬度は傷付きにくさの指標であり、へき開・亀裂・靱性とは別です。 超音波洗浄:原則として使用しません。内部亀裂、層、接着、含浸、錆、脆い共生鉱物を悪化させる可能性があります。 スチーム洗浄:原則として使用しません。熱と急な温度変化により、割れ、変色、接着・樹脂の劣化が起こる可能性があります。 薬品:酸・アルカリ・漂白剤・アルコール・アセトン・研磨剤を避けます。金属を含む標本では錆や変質、生物由来素材・炭酸… |
| お手入れ | やわらかい布で拭いて保管します。劈開性があるため、強い衝撃を避けて丁寧に扱ってください。 硬度5〜5.5とやわらかく壊れやすいため、他の硬い石とぶつからないよう個別に保管してください。 |
| 安全上の注意 | 劈開性があり割れやすい性質があるため、落下や強い圧力を避けてください。 風化が進むと表面の色合いが変化することがあり、新鮮な標本ほど色が鮮やかに見えます。 |
硬度が同じでも、劈開・亀裂・処理の有無により割れやすさは異なります。最終判断は各石の詳細と販売者・鑑別機関の表示を確認してください。